2010年02月12日

【国沢光宏】トヨタは世の中の空気が読めない!

トヨタの弱点は簡単、「世の中の空気が読めない」という点でございます。好例が「鈴鹿から強引にF1を引っぺがしただけでなく、冷たい雨の中、お客さんを5時間も待たせた」07年の日本GPである。観客が応援の旗を出すとガードマンが「引っ込めろ」と回っておきながら、トヨタ観客席で巨大な旗を出すなんてこともやって反感を買った。百歩譲って日本国内だけKYなら、あまり問題にならない。クルマを道具として割り切る人も多いですから。



されどほかの国が絡むと、そうもいかない。80年代に勃発した日米自動車摩擦は「消費者に安いクルマを提供できることが正義」と考えた日本の自動車メーカーが、日本でクルマを作ってアメリカにバンバン輸出したことに端を発している。ちなみに「日本の自動車メーカー」のなかでも、ホンダや日産などは早い時期にアメリカ工場を立ち上げるなど、トヨタと違う動きを見せていた。つまり「日本の自動車メーカー」を「トヨタ」と置き換えていい。
貿易摩擦問題の仕組みをトヨタ自身も認識し、この20年ほどトヨタなりに外部の意見を聞く努力をしてきたと思う。だからアメリカでのシェアが拡大していくなか、大きな問題は発生していない。されど昨年のこと。ヌーミー(GMとの合弁工場)の閉鎖を決めてから状況が一変した。日本の場合、国民は政治家にあまり期待しない。されどアメリカはキリスト教を国の宗教としている。選挙で選ばれた大統領や知事、議員は尊敬されているワケ。
ヌーミー閉鎖を発表した後、シュワルツネッガー・カリフォルニア州知事がトヨタに「工場閉鎖を再考してほしい」と頭を下げた。そいつをトヨタは追い返してしまったのだ。これでUAW(全米自動車労組)だけでなく政治も敵に回すことになったのである。リコール問題の根はコレです。荒れたサッカーの試合のごとくジャッジが厳しくファールを取るようになったのだった。KYを続けているかぎり、トヨタは厳しい戦いを続けなければなりません。(ベストカー3・10号より)


三河の常識は世界の非常識という認識がないんじゃないのトヨタは。

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タグ:トヨタ
posted by ジャンニ at 09:19| Comment(5) | TrackBack(0) | ニッポンの自動車ガイシャ事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
下請け企業に在籍した経験があるのでトヨタの殿様ぶりは痛いほど身に染みてます。
下請けが気を使うこと…。
社内でも他のメーカーなどとは全く別扱いです。
もちろん精鋭がトヨタ担当となり仕事量も半端ではなく多いのですが、傍目から見ると某メーカー担当の方が仕事自体は楽しそうでした。
(新車が少なく暇そうでしたが…)
Posted by むるきち at 2010年02月12日 11:35
NHK特集でプリウスの舞台裏やっていましたが、下請けに有無をいわさず部品の改良を命じておりました。
自分では何もやらないトヨタ。安さの秘密は下請けイジメ。こんなのが経営ならば俺にもできますよw

こんなんじゃ、不具合があったときに迅速な動きなんぞ望めませんな。
Posted by ジャンニto むるきち さん at 2010年02月12日 13:12
そう言えば80年代の中頃、日米自動車貿易摩擦を契機として制作された「ガン・ホー」というアメリカ映画がありましたね。日本人および日本企業をカリカチュアライズしたエグイ内容が結構面白かったと思います。
せめてトヨタに圧惨自動車の社長くらい度量があればこれほど悲惨な状況にはならなかった筈ですが。藁
Posted by にーの at 2010年02月12日 14:39
アキオはチキンですなw

トヨタ車は過去も未来も乗る気はおきません。
Posted by ジャンニto にーの さん at 2010年02月12日 15:21
イタ車乗ってる俺かっけーwですかwww
Posted by イタ車乗りは痛いw at 2015年01月13日 19:27
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