2009年11月09日

【トヨタF1撤退】 F1とは文化的なスポーツであり野蛮人は排除されるのだよ

日本ではF1に限らず、サッカーでもラグビーでも相撲でも、「今は盛り上がっている」とか「もう流行ってないです」みたいな言われ方をするけれども、イタリアでは新しいものはなかなか出てこないかわりに、F1でもサッカーでもヨットでもスキーでも、この手のスポーツは、日本的な言い方をすれば「ずっと流行ってます」。
(中略)
もうひとつ、日本と決定的に違うのは、モーター・スポーツの人気が若者だけじゃなくて、全世代にわたっていることです。これはスポーツ全般にいえることですが、どんな歳の人でも、男ならF1のことはディスカッションできるぐらいの知識を持っている。女性でも詳しいレギュレーションやメカのことは知らなくても、ドライバーの名前くらいは、さらりと10人はあげられるでしょうね。
(中略)
ヨーロッパ人というのは、愛国心が非常に強い人種で、特にイタリアはとびきり愛国心が強い。自分の国を誇りにしています。ヨーロッパというのは、互いに侵略しあってきた歴史を持っていますから、自分自身に誇りを持つ意味で、国が信用されるとか一目置かれるというのは、非常に大切なことなんです。
F1にしてもサッカーにしても、ヨットにしても、スポーツが栄えるというのは、ヨーロッパで国が信用されるひとつの手段なんですね。F1なら、常に参加国として認められ、サッカーならワールド・カップの常連である、ヨットならアメリカズ・カップで上位に入る。。。特にこの3つは、人間の知恵と技術と組織力のコンビネーションが問われるスポーツですから、非常に重要です。スポーツというより文化でといっていいですね。だから、こういうものについて、はっきりした自分の意見を持っていて、それを述べることができる、というのは紳士淑女の証なんです。
『内田盾男さんの名著「ラ・ミア・マッキナ」(ニ玄社)』より


今回のトヨタの撤退は、せっかくトヨタが時間をかけて築いたヨーロッパでの良いイメージを捨て去り、人々にトヨタの「儲けりゃ良いんだ」という文化の微塵もない企業体質を露呈させたということになるのでしょう。同じことは、先に撤退したホンダにも云える事です。
8年かけて一度も優勝することができなかったトヨタ。メインスポンサーがパナソニック(マネシタ電器)というのも皮肉が効いている。
世界の企業と云われながら、その中身は「三河の田舎商店」だったということです。
02年にミナルディのデザイナーを金にモノを言わせて引き抜いたり、03年にはフェラーリの新型マシンのデーターをスパイ(現在も係争中)したりと、トヨタの闇での活躍は有名だ。
だいたい、今回の撤退表明だって、トヨタは今年7月に2012年までのF1参戦継続を義務付けたコンコルド協定にサインしていることから、国際自動車連盟(FIA)はトヨタのこの決定に法的な問題がないかを改めて調査する意向を示しているほか、F1チームの連合体であるFOTA(Formula One Teams Association)もトヨタの決定に「失望」を表明している。
こんなメチャクチャなことでは、もう誰もトヨタを信用する者はF1界にはいないのだろうね。
ヤクザだったら、幹部が殺されていますぜ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BFF1
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51585789.html



書いている途中で、気になる記事がでてきた。
トヨタの撤退は、北米での欠陥車騒動を事前に察知していたからでしょうか↓
トヨタ車の暴走事故件数、当局の発表上回る=米紙
2009年 11月 9日 14:04 JST

[ロサンゼルス 8日 ロイター] ロサンゼルスタイムズは8日、高級車ブランド「レクサス」を含むトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)の自動車による暴走事故が、2001年以来1000件以上報告されていると報じた。

同紙は、これらの暴走事故による死者数は19人にのぼるとしている。

米高速道路交通安全局(NHTSA)のこれまでの発表によると、暴走の報告件数は100件。このうち交通事故につながったのは17件。死者数は5人としている。

トヨタは今年9月、運転席のフロアマットがアクセルペダルの操作を阻害する不具合があるとして、米国で約380万台をリコール(自主回収)すると発表した。リコール対象には人気のハイブリッド車「プリウス」も含まれ、トヨタ車のリコール規模としては過去最大になる可能性がある。
タグ:トヨタ
posted by ジャンニ at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ニッポンの自動車ガイシャ事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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