2010年02月28日

乗り心地は相当に改善されているようだ 500C

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いま乗っている“500・1.4・16Vラウンジ”の唯一の不満は乗り心地だ。長年フランス車に乗りなれていたからだろうか、リアのヒョコヒョコ感の違和感は、いまだに慣れない。
ところが、いつのまにかリアサスが改良され、乗り心地はカイゼンされたというではないか。
自動車誌『ENGINE』4月号の巻頭大特集「2010年型新輸入車、全33台、ここがオススメ!」で“500C 1.4 16V ラウンジSS”がテストされていたが、予想どおり改良されたリア・サスはかなり良いもののようだ。

それより驚いたのは、このクルマが16インチ・ホイールを履いていたことだ。タイヤは195/45サイズのコンチネンタル・スポーツコンタクト2。たまたま隣にならんでいたアバルトのそれとサイズも銘柄もまったく同じ。調べてみると、フィアット500のカタログモデルで16インチを履くのは、この500C(1.4−16Vラウンジ)とアバルトの2つだけ。いくら見た目重視のモデルとはいっても乗り心地が酷いことになっているのではないか、となかばダメであることを楽しみにする邪悪な気持ちで走り出した。
結論をいうと、私の意地悪い期待は見事にはずれた。今回がサーキット路面であることを差し引いても積極的に乗り心地がいい、といいたい。各テスターも「ストローク感のある乗り心地。悪い道でも楽チン」(国沢)、「サーキットではまったく苦にならない」(笹目)、「オープン化によるネガがないことに関してはオミゴト」(森)と高評価だ。
サーキットではけっこうその気にさせる正確なハンドリングにも驚いた。この点ではスポーティーなタイヤもいいほうに効果的なのは間違いない。しかも接地感が濃厚、かつ前後バランスが絶妙なので、遠慮なしに振り回してもうまーく滑ってライン取りがピタリと決まる。これはシロートの錯覚か、と思ったが、あの笹目(注:元日産テスト・ドライバー)さんも「求めればすばしっこい。キビキビ走るにはドライバーの意思が重要。クルマはついてくる」と太鼓判だから、私の印象はたぶん正しい。(文=佐野弘宗)
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2010年02月27日

SIATA 208 CS Berlinetta-1952

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“SIATA 208 CS”は、トリノのコーチワーク“Stabilimenti Farina”によってゴージャスなボディーを纏い、その心臓はSIATAがモディファイした“FIAT 8V”の2リッターV8軽合金エンジンをウェーバーのデュアル・ダウンドラフトで強化。3点支持の軽合金デファレンシャルに4速ミッションとスペックだけでも魅力的な“Berlinetta”であった。

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ラベル:SIATA FIAT
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2010年02月26日

【続報】 直列2気筒900cc ツインエア・エンジン

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900ccのツインエア・エンジンの全貌が徐々にフィアットからリークされているようだ。

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写真で見てわかるように、カムシャフトが排気側にしかないマルチエア・システムで直列2気筒となっている。振動対策がどうなっているのか興味があるところだ。

9月には500に搭載されて発表されるというのだから、フィアットがこれにかける意気込みが伝わってくる。日本市場でも早急に導入してほしい。

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ツイン・ターボにより85psを叩き出すツインエアが排出するCo2は95g/q! 1.2と比べて燃費は15%も向上しており、馬力は25%以上も向上していると云う。1.4と同等の105ps仕様では同じ動力性能で30%の燃費向上があるとしている。大きさは23%もコンパクト(エンジン・ルームに余裕ができて整備性も向上)で、エンジン重量も10%軽量化されている。しかも、天然ガスやハイブリットにも仕様転換できる柔軟性も兼ね備えているというのだ。

期待するのはマルチエアによる、トルクのコントロール。極低回転から実用トルクを発生させ、最大トルクも増大させていると云う。

うーん、はやく試乗したい。たぶん500にはベストなエンジンとなることでしょう。1000ccを切るということは車税も安くなりますしね。

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2010年02月25日

アバルトの木箱を買いました!?

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無理云って注文したアレが届きました。
本来なら街乗りには装着できないのですが……。







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ラベル:FIAT
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2010年02月24日

懐かしのSLOT CAR にハマりそうだw

昔々のお話で恐縮だが、日本では60年代に「スロットレーシング」と称してスロットカーの一大ブームが沸き起こっていた。サーキットは全国に200ヶ所もあったというのだから凄まじい。
故郷の札幌でもススキノにサーキットがあり、不良少年の溜まり場となっていたと聞いている。いまは場末のポルノ映画館となってしまっているがw 地元テレビのSTVでは週一でスロットカーの番組があり、レースの模様を生中継していた。当時いとこがデュッセンバーグで出場していたのを見た覚えがある。日本グランプリが毎年のように開催され、トヨタVSニッサンのレースが少年雑誌のグラビアを飾っていた時代だ。
自分も親にねだって子供向けの室内サーキットを買ってもらった。トミー製でクルマはクリーム色のコルヴェット・スティングレーとシボレーの地味なセダンがついていた。よくトランスが熱くなり、親に怒られながらも遊んでいたw

もう40年以上も前の話だから忘れていたが、たまに出かける自動車書専門店『リンドバーグ』さんでスロットカーをやるというので寄ってみたら…さっそく買っちゃいました。ジャーンw

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“FERRARI 512S N.A.R.T. BUENOS AIRES 71”

スペインの“FLY”というメーカーのもので1/32スケール。プラモデル(1/24)よりは小さくて、ミニカー(1/43)よりは大きいサイズ。現在はこのスケールが主流らしい。走らせるにはちょっとモッタイナイ(壊れやすい)のでコレクションする人が多く、限定生産ということでプレミアもついている。ちなみにこれは、最大手メーカー英国“SCALEXTRIC”(スケーレックストリック)のクルマの3倍値しました。このことはウチのやつには内緒にしていますw
“FLY”のものはプレミアがつく絶版車が多いので有名みたいです。たとえば……

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ラベル:スロットカー
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2010年02月22日

トリノの怪物“FIAT S76”

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“FIAT S76”

フィアットは1910年に世界速度記録の樹立を目標にこの“S76”を製作した。そのエンジンの排気量は2万8338cc(!!)、4気筒SOHC史上最大の自動車エンジンである。
1気筒あたり7000t以上のエンジンを始動させるために特殊な圧縮空気によるスターターをもち、燃焼の遅れを防ぐために燃焼室には3ヶ所にプラグを備える。
駆動方式はチェーンによる後輪駆動。サスペンションは前後ともリーフ・スプリングを使った固定軸で、ブレーキは後輪のみ。
このように大雑把なエンジン命の“S76”だが、1911年にはブルックランズでボルティーノの操縦で1マイルを31秒で走破、最高速度195q/hを記録。さらに1912年4月にはアメリカのロング・アイランドで1マイルを20.2秒で走り290q/hに達した。しかし、ついに世界記録の樹立というフィアットの願いを叶えることなく終わり、1920年代にメキシコへ売られ、結局そこで解体されたらしいといわれている。

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写真から、車高は2メートルはあると思われる。上の写真と比べると、マフラーが外されていることに注意。
ラベル:FIAT
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2010年02月21日

1957年 ドイツGP ファンジオ生涯最高のレース

フェラーリと決裂したファンジオは、いろいろなメーカーからの申し入れを慎重に検討した結果、1957年にマセラティと契約することとなる。


“Maserati 250F”を操縦するファンジオの雄姿。


“250F”は名技術者ジョアッキーノ・コロンボが設計した3000t、315psを発生するV12エンジンをフロントに搭載。ラダー・フレーム、4輪ドラム・ブレーキというこのマシンを4輪ドリフトでファンジオは操り、57年のドイツGPにおいてマセラティに劇的な勝利をもたらした。

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ラベル:MASERATI FERRARI
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2010年02月20日

1955年のルマンで何がおきたのか? ファンジオの回想



今この自伝を書くために、メモや、大見出しのついた新聞を読んでいると、世界に大きな衝撃を与えた、あの悲劇のレースの記憶がよみがえってきた。モーター・レース史上、最大の惨劇といわれたレースである。
1955年6月11日、ルマン24時間レース。
(JM.ファンジオ+M.ジャンベルトーネ著『ファンジオ』高斎正訳より)


これから紹介するのは、偉大なるレーシング・ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオが語った1955年ルマンでおきた惨劇の瞬間の一部始終だ。


事故の詳細に関しては当無礼ログ記事を参照してください。
http://fiat500.seesaa.net/article/120670024.html




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2010年02月19日

トヨタと違ってフィアットは誤魔化さないよw

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フィアットグループオートモービルズジャパンは18日、『パンダ』のABSコントロールユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2004年2月2日 - 2007年6月30日に製作された2552台。

ABSコントロールユニットの防水性が不適切なため、ユニット端子部に融雪剤を含んだ水分が侵入すると、端子間で短絡し、ABS機能が作動せず、火災に至るおそれがある。

全車両、ABSコントロールユニットを対策品と交換するとともに、ユニットに保護カバーを取り付ける。また、ユニットへの接続配線に防水処理がないものは、防水シートを巻き付ける。

不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。

http://response.jp/article/2010/02/18/136588.html

トヨタのように、ユーザーに黙って改良してましたってことはありませんw
ラベル:トヨタ FIAT
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最新技術で900cc2気筒エンジン搭載

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ジュネーブショーで、確信的なエンジンがフィアットから発表されるらしい。
排気量900tで2気筒、ターボ過給で85psを発生する。たぶんバルブ・コントロールは自慢のマルチエアとなっているだろう。
これが500に搭載される。
CO2排出量は100g/qと驚異的な数値。これは2012年から施行されるユーロ5の120g/qを凌駕するものだ。

他にスーパーチャージャー過給も検討しており、最終的には65〜105馬力のワイドバリエーションとなる予定。
フィアットとしては、早急に市販しようと計画しており、製造はポーランド工場で行われるという。
アルファロメオ・MITOやランチア・イプシロンにも搭載予定とのことだ。
ラベル:FIAT
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2010年02月18日

黄金の50年代 GMが夢想したクルマたち“Firebird”シリーズ

今から50年以上前、米GM社は全米の各都市を巡り、同社独自のモーターショー「Motorama(モトラマ)」を開催し、未来の自動車デザインの方向性を示したコンセプトカー(当時の呼称では「ドリーム・カー」)を出展していた。1949年から1960年にかけて「キャデラック・ルマン」や「ファイアーバード1」といった、いまの視点からすれば奇妙な「ドリーム・カー」が、自動車産業の世界をリードするGMデザインの象徴として全米各地で公開されていたのだ。
それはいまにも空を飛んでいきそうなロケットのようなデザインに、制御が難しいガスタービン・エンジンを搭載していた。



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ラベル:GM
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2010年02月17日

おすすめのパン屋さん「エッセエッセ」

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石窯食パン&ロールケーキの店 エッセエッセ

http://syoku-pan.com/

店名からして、オーナーのイタ車好きがうかがえるが、何をかくそう、当無礼ログにコメントしてくれる、むるきちさんのお店。
角食がメインというのが珍しい。
自分はレーズン角食ばかり買っているが、とにかくやわらかくて旨いのだ。こればかりは食べたほうが早い。
そして山崎のパンと違って、体に悪いモノは使っていないし、原料も汚染されていないものを厳選している。だからなおさら旨いのだ。
http://syoku-pan.com/zairyou.html

限定商品のロールケーキがこれまた絶品。午後にはほぼ完売という人気商品。きのう初めてハーフカットを買うことができた。「くずもち風」だったが、これまた旨い。くどい甘さが無く、酒飲みでも旨いと思うだろう。


神奈川県川崎市川崎区観音1丁目15-2

定休日:日曜、水曜
営業時間  AM10:00〜PM 6:00



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2010年02月16日

FIAT TIPO508C/1100S

トポリーノの次に天才技術者ダンテ・ジアコーザがフィアットから命ぜられた仕事は、傑作大衆車“Balilla”(バリッラ)の刷新であった。彼はこれに見事にこたえて1937年にTIPO508C“NUOVA Balilla 1100”を完成させた。4輪独立懸架をジアコーザは設計したが、後輪の独立懸架は原価計算の段階で削られてしまう。
しかし、1100ccで最高速100q/h、0−400m24.4秒の動力性能は、当時の同クラスのいかなる量産車をも足もとに近づけなかった。この高い動力性能に卓越したハンドリングとロード・ホールディングをもつ“Balilla 1100”は、英国ではエンスーの愛用する“connoisseur”(目利き、くろうと)のクルマとされたのだ。だがその実態はわずか1万9500リラの大衆車だったのだ。

“1100”には、空力的で魅力的なボディーの2シーター、ベルリネッタ・ボディーをもったスポーツ・モデルも少数造られた。

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“FIAT 1100S”(1947-1950)


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ラベル:FIAT
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2010年02月15日

アンチロック・ブレーキ・システムを誤解しているNHK

欠陥車プリウスの話題でもちきりのマスゴミだが、アンチロック・ブレーキ・システム(以下ABS)のことをわかっていない。

NHK解説者曰く「クルマのスリップを防ぐもの」としているし、トヨタのニュースではABSを毎回のようにそのように説明している。

おいおい…orz

ABSってアンチロックブレーキという名称のとおり、急ブレーキをかけても車輪がロックしない。そのため、急ブレーキを踏みながらハンドルを切ることができる。つまり、急ブレーキをかけつつ、衝突を回避するためのハンドル操作ができるシステムである。

スリップ(横滑り)を防ぐのは、一般に横滑り装置機能(ESC、メーカーによって呼称が異なる)とされているもので、ABSではない。

余談だが、アイスバーンのようなツルツル路面では、ABSが作動するとかえって制動距離が延びてしまう。
過去に自分は真冬の交差点でコッツンコをやったことがある。ABSが作動しなければ停まっていたのだ。時速20キロ以下で追突したが、シトロエンBX16VのバンパーはスポーツタイプFRP製だったのでみごとにパリンと割れて、交換するのに11万円(塗装込み)もした…orz

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2010年02月14日

ABARTH:500C&PUNTO EVO

ジュネーブショーにてアバルトは2台の隠し玉を投入する。

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1台は500Cで、140ps、最大トルクは206Nm/3,000rpmを発生。 足回りも強化されているが、注目は2ペダルのパドルシフトになっていることだ!!
これは個人的にとても魅力的だ。もちろん北米市場を睨んでのことだと思うが。

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もう1台はPunto-Evoのアバルト仕様。1400のマルチエア・エンジンは165psに。スタート&ストップ機能を搭載していることにも注目。

両車ともユーロ5の環境規制をクリアしている、初のアバルトとなる。
ラベル:Abarth
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2010年02月13日

Autobianchi Y10 生誕25周年

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1985年のジュネーブ・モーターショーにてY10は発表された。それは、A112の後継車であり、アウトビアンキとランチアの両ブランドで販売された。
アウトビアンキY10は、80年代のフィアットを成功に導いたVittorio Ghidellaの指導のもと、5年前にデビューしたパンダのプラットフォームを元にして製作された。
Y10は、ボディーカラーと独立した黒いプラスチックを素材でスパッと切り捨てられたようなモダーンなリアハッチが特徴。Centro Stile Fiatの自社デザインだ。

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ラベル:Autobianchi
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2010年02月12日

【国沢光宏】トヨタは世の中の空気が読めない!

トヨタの弱点は簡単、「世の中の空気が読めない」という点でございます。好例が「鈴鹿から強引にF1を引っぺがしただけでなく、冷たい雨の中、お客さんを5時間も待たせた」07年の日本GPである。観客が応援の旗を出すとガードマンが「引っ込めろ」と回っておきながら、トヨタ観客席で巨大な旗を出すなんてこともやって反感を買った。百歩譲って日本国内だけKYなら、あまり問題にならない。クルマを道具として割り切る人も多いですから。



されどほかの国が絡むと、そうもいかない。80年代に勃発した日米自動車摩擦は「消費者に安いクルマを提供できることが正義」と考えた日本の自動車メーカーが、日本でクルマを作ってアメリカにバンバン輸出したことに端を発している。ちなみに「日本の自動車メーカー」のなかでも、ホンダや日産などは早い時期にアメリカ工場を立ち上げるなど、トヨタと違う動きを見せていた。つまり「日本の自動車メーカー」を「トヨタ」と置き換えていい。
貿易摩擦問題の仕組みをトヨタ自身も認識し、この20年ほどトヨタなりに外部の意見を聞く努力をしてきたと思う。だからアメリカでのシェアが拡大していくなか、大きな問題は発生していない。されど昨年のこと。ヌーミー(GMとの合弁工場)の閉鎖を決めてから状況が一変した。日本の場合、国民は政治家にあまり期待しない。されどアメリカはキリスト教を国の宗教としている。選挙で選ばれた大統領や知事、議員は尊敬されているワケ。
ヌーミー閉鎖を発表した後、シュワルツネッガー・カリフォルニア州知事がトヨタに「工場閉鎖を再考してほしい」と頭を下げた。そいつをトヨタは追い返してしまったのだ。これでUAW(全米自動車労組)だけでなく政治も敵に回すことになったのである。リコール問題の根はコレです。荒れたサッカーの試合のごとくジャッジが厳しくファールを取るようになったのだった。KYを続けているかぎり、トヨタは厳しい戦いを続けなければなりません。(ベストカー3・10号より)


三河の常識は世界の非常識という認識がないんじゃないのトヨタは。

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ラベル:トヨタ
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【三本和彦】トヨタに高級車が作れない理由

トヨタはね、安いクルマも高級車も、みんな同じ作り方をしている。システム化された工場で、極力人手を介さずに自動化されたラインで大量生産をする。
もちろんそれでいいんですが、安く大量に売るクルマと、レクサスのようなプレミアムを売り物にするクルマとでは人手のかけ方に違いをつけなさいよ、といいたいんです。高級車の条件として、人の手のかかったもの、人の目の行き届いたものというのがあります。そういうクルマ作りをしてもらいたいですね。
生産台数に対する従業員の数というのを見ると面白い。メルセデスベンツなど、年間生産台数が120万〜130万台程度、小さいのも含めても200万台程度ですが、従業員は12万人くらいいるんです開発や設計、生産についても人手がかかり目が行き届く。丁寧な仕事ができるわけです。あとはアウディ。年間生産台数が100万台に至りません。少ないんですよ。でも従業員は3万5000人もいる。日本ではスバルの富士重工が生産台数に対する従業員が多い。1万6000人くらいいて生産規模は60万台程度。生産台数に対して従業員が多いんですね。
アウディでは、ピエヒ会長とポルシェがいうのには、「もっと人手をかけてベンツを追い抜け」、と言っているんです。生産台数100万台というのは、決して少なすぎるということはない、というんですね。いたずらに生産台数の拡大を図ると、工場の設備も変えなければならないし、それに応じて従業員の訓練も必要だし、新しい仕事になれる時間も必要だというわけです。そこに時間と手間をかけるのなら、生産台数は今の状態を維持しながら、同じぶんの人手をかけていいものを作れ、という方針です。
こんな話があります。レクサスがアメリカで評判がいいというので、海外サプライヤーなどの首脳が工場を見学に来るのですが、トヨタの工場の一角にレクサスのラインがあるのを見て、ガッカリして帰る人も多いと聞きます。もっと特別な工場で、多くの従業員の手と目をかけて作っていると思っていたんですね。流れ作業では本当の高級車はできない、と彼らは知っているんです。もっと特別なエキスパートを集めた工場を造って、レクサスやトヨタブランドでも上級モデルの生産はそういう工場でする、というようなことを考えたらいい。(ベストカー3・10号より)


三本さんは大量生産では高級車はできない、ということを語っていたが、これは今回の全世界800万台以上というトヨタの大規模リコール騒動にも通じる話だ。
生産台数世界一を目指すあまりに、品質をチェックする人員の増加と教育指導が不足したまま、生産数第一主義でいままでやってきたことの結果が今回の大規模リコールにつながったとも言えるのではないだろうか?

利益追求型のトヨタのシステムは高級車の製造に向かないものに思える。

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だいたい、この顔のどこが上流な雰囲気を持っているのだろうか?
なんとなくスーツの下にステテコでも履いているようなオッサンに見えるような人間が社長をやっている自動車会社に、高級車を作れということ自体が無理な話だと思うのだがw
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2010年02月11日

Geneva Motor Show: Fiat 500 1.4 Natural Power Turbo Project

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ジュネーブショーにてフィアットは500の1.4T-Jetエンジン仕様を発表する。これは115馬力のパワーと200Nmのトルクを発生するものだ。
スイスのGASMOBIL社とフィアットが共同で開発したもので、T-Jetエンジンは天然ガスとガソリン燃料のハイブリットとなっている。
1750rpmまではガソリン燃料を使用、それ以上の回転ではガス燃料を使うことになる。
0-100 q/hは8.5秒で、最高速度は182q/hになるという。

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ラベル:FIAT
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【トヨタ・リコール800万台】アメリカが大騒ぎしていると勘違いの日本

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反省の色なく不満ありありの表情!?w

トヨタ車のリコール問題で最も驚くべきことの1つは「アメリカがやたらと大騒ぎしている」という日本の世論だ
日本の言い分はこうだ。確かにリコールは懸念すべき問題だが、アメリカがここまで騒ぐ裏には悪意がある。そもそもリコールなんて日常茶飯事ではないか。リコール対象車に「乗るのはやめるべきだ」とレイ・ラフード米運輸長官の発言(後に撤回)を、ワシントンがたくらんだ日本たたきの証拠とみる向きもあった。
問題のアクセルペダルは日本製ではなく、インディアナ州の部品メーカーが造ったものだという指摘も早くから聞かれた。だからこの騒ぎは長期的な問題に至らず収束すると、多くの日本人はごく最近まで確信していたようだ。
日本人というのは、本当に分かっていない。確かにマイナーな問題によるリコールはよくある。だが致命的な事故につながりかねない不具合で何百万台もの車がリコールになる例は少ない。660万台のリコールはアメリカ史上6番目の規模だ。豊田章男社長は2月5日に謝罪会見を開くまで問題について明確に語らず、広報面でも失態を演じた。
アメリカはとうの昔に日本たたきをやめ、トヨタを究極の製造技術を持つメーカーだともてはやし、積極的に工場を誘致してきた。トヨタもリコール前なら、自慢の品質管理システムがアメリカの工場には適用されていないなどと言わなかったはず。今になって不具合は「アメリカ製」の部品のせいだと説明するのは不誠実だ。トヨタはグローバル企業であり、世界中で起きる不具合に責任がある
全米高速道路輸送安全局の調査対象には、インディアナ州のアクセルペダルだけでなく、フロアマットや電子制御プログラムも含まれている。日本の当局も調査に乗り出した今、ようやく日本の世論も風向きが変わってきたようだが、少し遅過ぎたかもしれない。
アメリカでは70年代、フォード車ピントの重大な欠陥が国産車全体の品質を象徴する問題となり、トヨタが伸長するきっかけとなった。今回のトヨタ車の欠陥も市場に新たな変化をもたらすかもしれないが、今回は日本のメーカーに不利な展開になるだろう。(NewsWeek日本語版2.17より)


日本ではプリウスの不具合で持ちきりだが、トヨタは肝に銘じてほしい。全米で、トヨタ車が起こした不良部品のせいで20人近くのアメリカ人が死亡事故の被害者となっていること。
きちんとした対策とユーザーへの説明ができなければ、トヨタはグローバル企業の看板を降ろすべきだ。河内の田舎商店なんだということを自覚したほうがよいだろう。

そもそも、上場企業で世襲制で社長が就任するなんてことじたいが、時代遅れの企業だと云う事を晒している。信長の時代となんらかわらない頭脳集団だと云うことだw
ラベル:トヨタ
posted by ジャンニ at 12:38| Comment(2) | TrackBack(0) | ニッポンの自動車ガイシャ事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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